家造りに必要な様々な費用について、簡単にご説明をさせていただきます。
以下には一般的に必要とされる費用を紹介しておりますが、
ご状況やご希望によっては必要のない費用も含まれております。
「予算的に少しでも安くしたい」という方は、ご相談いただければ、
アドバイスをさせていただきます。
- 設計料
- 測量地盤調査費用
- 工事契約書に添付する印紙代
- 確認申請の費用
- 既存建物解体の費用
- 引っ越しや仮住まいの費用
- 地鎮祭や近隣あいさつの費用
- 上棟式の費用
- 外構工事の費用
- カーテンや家具の費用
- 登記や税金の費用
- 設計料
- 設計事務所に支払う設計費用の事です。
通常、設計の料金だけでなく、工事中の監理費や諸経費(交通費など)も含まれています。
関西圏では、概算工事費の10%前後が多いようですが、設計事務所により異なる為、事前に確認される事をおすすめします。
- 測量地盤調査費用
- 土地の測量図や土地の地盤を調査する費用のことです。
■測量費用■
敷地面積や 敷地状況にもよりますが 5万〜15万円程度が 測量&測量図作成費用です。
※敷地に境界杭がない場合は『敷地境界確定測量』が必要です。この金額は杭1ケ所あたり5〜6万円程度かかります。新たに土地を取得し、境界確定や、測量図が入手できる場合は敷地測量の必要はありません。
■地盤調査費用■
木造住宅では大抵、スウェーデン式サウンディング法という調査方法を採用します。(場合によってはボーリング調査を行います)4箇所調査をすると、約7万円程度の費用がかかります。
- 工事契約書に添付する印紙代
- 工事金額によって変わりますが、以下の表を参考にしていただいた金額が必要となります。
100万円を越え200万円以下 400円 200万円を越え300万円以下 1千円 300万円を越え500万円以下 2千円 500万円を越え1千万円以下 1万円 1千万円を越え5千万円以下; 2万円 5千万円を越え1億円以下 6万円 1億円を越え5億円以下 10万 - 確認申請の費用
-
参考までに民間確認検査機関に提出する書類(確認申請)の申請手数料です。
建物面積が35坪(約115平方メートル)の場合、
確認申請手数料は2万9000円。
中間検査手数料は2万5000円。
完了検査手数料は2万6000円。
合計、8万円必要です。申請に係る費は 役所や確認検査機関でまちまちが現状です。
【参考リンク】
総合確認検査機構
- 既存建物解体の費用
- 家を建てようと思っている土地に、古い建物がある場合は撤去をしなければいけませんので、その際に必要となる費用です。
木造の場合で坪あたり約4万円、鉄筋コンクリートの場合で、坪あたり約8万円が必要となります。
(正式には都度見積もりに寄ります)
- 引っ越しや仮住まいの費用
- すでに住んでいる家を建替える場合には、仮住まいとして家を借りる必要があります。
また、建てた家に引っ越す際も、引越し費用が必要となります。
引っ越し費用(1回)約15万円程度
仮住まいの費用
約100万円(敷金礼金を含め、約半年の入居の場合の平均価格)
- 地鎮祭や近隣あいさつの費用
- ■地鎮祭
神主さんへのお礼としては3〜5万円が一般的です。
■近隣あいさつ
地鎮祭のあと、御近所に着工の挨拶廻りを行いますが、その際、簡単な手土産を用意する方がほとんどです。どの範囲まで挨拶をおこなうのかにもよりますが、平均して1万5000円程度は必要になると思われます。
- 上棟式の費用
- 近年では行わないケースも多いようですが、実際に現場で作業をされている職人の方へのねぎらいを兼ねて、出来れば開催をしていただきたいです。
■大工さんなどへの御祝儀■
一人あたり5000円程度(10人参加すれば、5万円程度)
■弁当代や酒代(手土産代)■
全体で約10万円
トータル15万円〜20万円ぐらいは必要になります。
- 外構工事の費用
- 工事の内容によっては工事費用に含めている場合もありますが、別途必要という場合もありますので、しっかりと確認をしておいた方が無難です。
費用としては、多いのは100万円〜150万円程度です
- カーテンや家具の費用
- 今お使いの家具をそのまま使用するのでしたら費用がかかることはありませんが、照明やカーテンなどはほとんどの場合、足りないということが多いので、ご購入が必要となります。
- 登記や税金の費用
- ■建物表示・保存登記
一式すべてを、測量事務所にお願いする場合、15万円程度の業務報酬となります。(登録免許税込)
■建物の抵当権
司法書士の業務となります。5〜6万円の業務報酬となります。(登録免許税込)
■不動産取得税
固定資産税台帳の4%
■その他毎年の税金
固定資産税、都市計画税など
建物を建ててから、その後一年間で、合計約60万円程度のお金がかかることを考えておきます。